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イグノーベル賞って・・・ [旬の話題]

イグノーベル賞ってご存じでした?

いわゆる別名愚かなノーベル賞と揶揄されるパロディなのですが、米国で1991年に創設された賞で毎年、生物学、化学、数学、文学、平和などの分野において、「人々を笑わせ、考えさせる研究」に対して授与される。」ものらしいです。

学問とは何かを考えさせられますね。

受賞した研究とは・・・
物理学賞では「バナナの皮がなぜ滑りやすいかを証明」
誰しもがコントでおなじみのこの理屈を実際に研究した人はいなく、バナナの皮の内側は粘液が詰まったつぶがたくさんあり、足で踏むとつぶれて滑る原因になる。そしてその上を歩いた時の摩擦係数は通常と比べて六分の一しかないという研究結果です。
思わず吹いてしまったので調べてみたのですが、日本人のイグノーベル賞受賞は8年連続でした。これって国民性なのか日本が平和すぎる象徴なのか感慨深いです。

歴代受賞も結構面白いです。
中でも興味深かったのが、
経済学賞で「昇進させる人物をランダムに選んだ方が、組織はより効率的になることを数学的に証明したことに対して。」・・・・

この研究結果には衝撃を受けました。
やけくそのプレゼン素材として使えそうです。

極めつけは、本家ノーベル賞とイグノーベル賞の同賞受賞者がひとりですがいることです!!
ロシア生まれのオランダ人物理学者のアンドレ・ガイム博士が2000年に「カエルの磁気浮上」でイグ・ノーベル賞も受賞し、その10年後に「炭素新素材グラフェンに関する革新的実験」でノーベル物理学賞を受賞しています。
本家ノーベル賞の内容はチンプンカンプンですが、10年で大偉業を成し遂げたのか、彼にとっては単なる延長線上でしかなかったのかはわたしには理解できません。

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*[写真]2010年にノーベル物理学賞、2000年にイグ・ノーベル賞を受賞したアンドレ・ガイム博士(写真は2010年12月のノーベル賞授賞式 、ロイター/アフロ) (引用元)

しかし愚直に雑音に動じず継続的に探求することはとても大切なことであることは明白ですね。あと、その環境もですね。
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