大塚家具のお家騒動 本当の勝利者は誰なのか？ ■結末■

鉄火場になりつつあった大塚家具ですが

昨日の報道ではオヤジ有利と報道されており、鉄板でかぐや姫の勝利とオオボラ吹いていた手前、若干ビビリましたが蓋を開けてみれば順当な結果に終わりました。

機関と、支持屋が娘に就いた時点で勝負ありだったのですがオヤジもいやぁなかなか踏ん張りました。


【引用元】http://www.nikkei.com/article/DGXZZO83740220X20C15A2000000/

総会で株主からの「株主としての動議なら会長職から降りてするのがスジだ」、これがトドメかと。
「聞いてくれと言うけどアンタが今まで株主に聞いてくれと言ったことがあるか？」、とこれまた強烈なブーメラン！。
母親担ぎ出したのも拙かった。

これらの株主発言がガチか仕込みかはわかりませんが総会は進行がなにより大事な典型例となりました。
よくよく突き詰めて見てみると二人の主張は実はあまり大差ないのですが、今までに拘ったオヤジとこれからを強調する娘、後者の印象がいいのは明かで娘の作戦勝ち。この会社でもやはり長男はボンクラでした。

しかし、依然筆頭大株主ですのでオヤジ側に就いた（就かされていた？）幹部社員の扱いなど含めやりにくいでしょうね。
実は全てひっくるめて出来レースだったら莫大な広告宣伝、株価の上昇相場の形成という結果をもって今夜は家族一族で大祝賀会です。

トレーダーもスイング組は大喜びで、今後第三者割当増資が十分考えられるので利益確定売りトレンドでしょう。
さて誰が一番得したのでしょうか？

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